鳥海山
遊佐町
酒田市
庄内町
三川町
赤
川
最上川
日本海
飛
島
正保庄内絵図（鶴岡市指定文化財、致道博物館蔵）1646（正
しょう
保
ほう 3 ）年
■
は現行の自治体名、
■
は主要な地名。
鶴岡市 大鳥池
鼠ヶ関
金峯山
加茂湊
酒田湊
三崎山
羽黒山
月
山湯殿山
鳥海山
遊佐町
酒田市
庄内町
三川町
赤
川
最上川
日本海
飛
島
鶴岡市 大鳥池
鼠ヶ関
金峯山
加茂湊
酒田湊
三崎山
羽黒山
月
山湯殿山
1 2
section 01
section 02
section 03
section 01
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section 04
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section 06
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section 06
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section 05
section 06
3 4
武藤氏が本拠を大宝寺城から大浦（尾浦）城に移す
酒井忠次が長篠の戦いで戦功をあげる
武藤義氏が家臣の謀反により自害する
最上義光が武藤氏を追い出し庄内を支配する
武藤氏が本庄氏の力を借り、庄内を奪い返す（十五里ヶ原の戦い）
酒井忠次が隠居、晩年は京都に住む
酒井家次が三河国吉田から下総国臼井3万石を与えられる
上杉景勝が庄内の検地を実施、反対する一揆を鎮める
最上義光が庄内3郡を加増される
大宝寺が鶴ヶ岡、東禅寺が亀ヶ崎、大浦が大山と改称する
酒井家次が上野国高崎5万石に転封となる
青龍寺川の開削工事に着手する（1609年頃完成）
因幡堰の開削に着手する（元禄年間に完成）
北楯大堰の開削工事が完成する
酒井家次が越後国高田10万石に転封となる
酒井忠勝が信濃国松代10万石に転封となる
酒井忠勝が出羽国庄内13万8000石に転封となる
酒井忠勝が領内の総検地を実施する
熊本藩主加藤忠廣が改易となり、酒井忠勝に預けられる
酒井忠勝の3男忠恒が松山2万石、7男忠解が大山1万石を支
藩として分け与えられる
河村瑞賢が西廻り航路を整備し、酒田に幕府の米置場を設置する
酒井忠高に余目5000石を与える
松尾芭蕉が庄内に入り、出羽三山・鶴ヶ岡・酒田などに滞在する
黒川能がはじめて鶴ヶ岡城中で演じられる
酒井忠寄が幕府老中に就任する
本間光丘を中心に藩の財政再建に当たる
（ た だ つ ぐ ）
（ い え つ ぐ ）
（ た だ か つ ）
（ た だ ま さ ）
（ た だ よ し ）
（ た だ ざ ね ）
（ た だ よ り ）
1500
1600
1700
織田信長が桶狭間で今川義元を破る。松平元康が岡崎に帰る
織田信長が将軍足利義昭を京都から追放し、室町幕府を滅ぼす
織田信長・徳川家康連合軍が長篠の戦いで武田勝頼軍を破る
織田信長が明智光秀の謀反により自害する（本能寺の変）
羽柴秀吉が山城で検地（太閤検地はじまる）
豊臣秀吉が北条氏を滅ぼし、全国を統一。徳川家康に関東
を与える
豊臣秀吉が朝鮮に出兵する（1597年に再出兵）
関ヶ原の戦いで徳川家康が勝利する
徳川家康が征夷大将軍となり、江戸に幕府を開く
大坂夏の陣で豊臣氏が滅ぶ
幕府が武家諸法度を制定する
武家諸法度を改定し、参勤交代制度が確立する
オランダ商館を出島に移し、鎖国が完成する
将軍徳川吉宗が享保の改革を実施する（～1745）
5 6
若年寄の松山藩主酒井忠休が上野国に5000石を加増される
松山城築城が許される
鶴ヶ岡城の大手前に異国船打払いの人数を揃え、周囲を行
軍する
酒井忠徳が藩校致道館を大宝寺地内に設立する
ロシア船の来航で争いになり、庄内藩など東北4藩が出兵を
命じられる
鶴ヶ岡城内で 剣術・居合 術・鎗術の門弟による御 前 試 合を実
施する
致道館を鶴ヶ岡城三の丸に移転する
庄内地方が日照り・大雨などで大凶作となる。また、大地震
で津波が押し寄せ、50人ほどが死に2000軒の家屋が破
壊される
庄内藩主を長岡に、長岡藩主を川越に、川越藩主を庄内に
国替えが命じられる（三方領知替え）
農民の国替え反対運動などにより、幕府は三方領知替えを
中止する
庄内藩ら5藩に印旛沼の開削工事が命じられる。難工事で20
数人の 死者を出す（閏9月、5藩への工事命令が免除される）。
飛島沖・温海沖に異国船が出没、庄内藩では人数を派遣する
江戸在勤の庄内藩士の子弟が種痘を受ける
品川沖台場のうち、五番台場警備を命じられる
与内坂で藩士2300人が参加する大演習が行われる
鶴岡と酒田で定期的に種痘接種が行われる
蝦夷地が東北6藩に分与、庄内藩は西海岸が与えられ、警備
地域が決められる。ハママシケに陣屋を置く
庄内藩が江戸市中取締を命じられる。浪士組が庄内藩に預
けられ、新徴組と改称する
幕府の命により、庄内藩らが薩摩藩邸を焼き討ちする
戊辰戦争がおき、庄内藩が清川口で新政府軍と戦う
蝦夷地にいた庄内藩士などが支配地を放棄し庄内に引きあげる
庄内藩が降伏し、新政府軍が庄内に入る
庄内藩主が会津若松へ国替えを命じられる
庄内藩主が会津若松、次いで6月に磐城平へ国替えを命じ
られる。藩では70万両（実際には30万両）を献上すること
で、庄内に残ることが認められる
酒井忠篤が70余人を率い鹿児島に留学、西郷隆盛の教え
を受ける
（ た だ あ つ ）
（ た だ あ り ）
（ た だ か た ）
（ た だ あ き ）
（ た だ と も ）
（ た だ ず み ）
（ た だ み ち ）
1800
老中松平定信が寛政の改革を実施する（～1793）
幕府が諸大名に異国船打払いを命じる
天保の大飢饉がおきる（～1839）
老中水野忠邦が天保の改革を実施する（～1843）
幕府が異国船への薪水給与令を出す
アメリカのペリー率いる黒船が開国を求め浦賀に来航する
日米和親条約が結ばれ、開国する
日米修好通商条約が結ばれる
将軍徳川慶喜が大政奉還を申し出る
朝廷が王政復古を宣言する
鳥羽伏見の戦いがおき、戊辰戦争がはじまる（～1869）
五ヵ条の誓文が出される
版籍奉還を命じ、旧藩主を藩知事に任命する
7 8
（ た だ み ち ）
（ た だ ず み ）
（ た だ な が ）
（ た だ あ き ら ）
（ た だ ひ さ ）
1900
2000
第2次酒田県が成立する。県令は派遣されず、旧庄内藩士が
重職を独占する
酒井忠篤がドイツ留学のため出国する
（翌年、弟・忠宝もドイツへ留学）
鶴岡士族が松ヶ岡開墾に従事する
雑税廃止と納めすぎた税金の返還を求めるワッパ騒動が
おきる
鶴岡士族が通う苗秀学校と学区に7小学校が設置される
酒井忠発が黒川春日神社に参拝し、能を鑑賞する
松ヶ岡開墾地に蚕室が建設される（以後順次10棟）
三島通庸が酒田県令に就任する
県庁を鶴岡に移し、酒田県を鶴岡県と改称する
馬場町の現鶴岡市役所の敷地に、朝暘学校が建設される
政府が鶴岡士族の西南戦争への動きを監視する
ワッパ騒動で農民側に6万3000円余の返還を認める判決が出る
酒井忠篤・忠宝兄弟がドイツ留学から帰国する
酒井忠篤が再び家督を相続する
酒井兄弟が鶴岡に帰り、以後永住する
私立荘内中学校が開校する
『南洲翁遺訓』が刊行され、4月から6人が全国を巡り配付する
酒田の山居島に山居倉庫が建設される
鶴岡町立の鶴岡高等女学校が開校する
酒井忠篤も建設発起人となる西郷隆盛像が東京・上野に完成する
酒井家庄内入部300年記念の行事が挙行される
酒井家の寄付により、財団法人以文会が設立される
旧致道館が国史跡に指定される
以文会が財団法人致道博物館と改称し、開館する
松ヶ岡開墾場が国史跡に指定される
鶴岡市がユネスコの食文化創造都市に認定される
「出羽三山～生まれかわりの旅～」が日本遺産に認定される
「サムライゆかりのシルク」が、日本遺産に認定される
酒田市が日本遺産「北前船寄港地・船主集落」に認定される
鶴岡市が日本遺産「北前船寄港地・船主集落」に追加認定される
山居倉庫が国史跡に指定される
酒井家庄内入部400年記念の行事が挙行される
廃藩置県を実行する
学制が公布され、特に小学校教育をすすめる
修験宗廃止令が出される
地租改正条例が公布される
政府が土地にかける税の金納を許可する
西郷隆盛が政府を辞職し、鹿児島に帰る
自由民権運動が盛んになる
西郷隆盛が自害し、西南戦争が終わる
太政官制度を廃止し、内閣制度がはじまる
大日本帝国憲法が発布される
第1回総選挙が実施される
教育勅語が発布される
第1回帝国議会が召集される
日清戦争がはじまる（～1895）
日露戦争がはじまる（～1905）
第1次世界大戦がはじまる（
～
1918
）
日中戦争がはじまる（～1945）
日本がアメリカに宣戦布告する（日米開戦）
日本が降伏し、戦争が終わる
連合国の占領が終わり、独立を回復する
高度経済成長（～1973）
東京オリンピックが開催される
大阪で万国博覧会が開催される
東日本大震災がおきる
新型コロナウィルスが猛威をふるう
東京オリンピックが開催される
9 10
第1章
第1章
庄内藩前史
section 01
酒井忠次
酒
井家
いえ
次
つぐ
酒井忠
ただ
勝
かつ
徳川家康
酒井忠次
11 12
第1章
第1章
庄内藩前史
section 02
武
む
藤
とう
家
大
おお
浦
うら
城
じょう
上杉景
かげ
勝
かつ
直
なお
江
え
兼
かね
続
つぐ
武藤義
よし
氏
うじ
最
も
上
がみ
義
よし
光
あき
天 正11年
（1583）
天正16年
（1588）
天正15 年
（1587）
天正19 年
（1591）
慶長5年
（1600）
けい
ちょう
げんな
元和8年
（1622）
鎌倉〜室町時代
武藤 上杉 最上
武藤
東禅寺
最上
東禅寺
武藤
本庄
13 14
第1章
第1章
庄内藩前史
最上義光
section 03
北
きた
楯
だて
大
おお
堰
ぜき
15 16
第2章
第2章
庄内藩の成立
section 01
酒井忠勝
鶴
つる
ヶ
が
岡
おか
城
じょう
亀
かめ
ヶ
が
崎
さき
城
じょう
加
か
藤
とう
忠
ただ
広
ひろ
酒井長門
守一件
17 18
第2章
第2章
庄内藩の成立
section 02
高橋太
た
郎
ろう
左
ざ
衛
え
門
もん
一件
田
た
川
がわ
郡
ぐん 飽
あく
海
み
郡
ぐん
藩主
はん
しゅ
か
ろう
ちゅう
ろう
ぐん
だい
こおり
ぶ
ぎょう
だい
かん
おお
しょう
や
おお
きも
いり
おお
くみ
がしら
きも
いり
そえ
やく
おと
な
くみ
がしら
ひゃくしょう
ご
にん
ぐみ
家老 ・ 中老
郡代
郡奉行
大庄屋︵大肝煎︶
︵大組頭︶
※
川北のみ
肝煎
添役︵組頭︶・長人
百姓︵五人組︶ 代官
19 20
第2章
第2章
庄内藩の成立
section 03
鳥
ちょう
海
かい
山
ざん出
で
羽
わ
三
さん
山
ざん金
きん
峯
ぼう
山
ざん摩
ま
耶
や
山
さん
モリ供養
21 22
第2章
第2章
庄内藩の成立
section 04
松山藩大山藩
加藤忠広
酒井忠
ただ
休
よし
23 24
第3章
第3章
交易と文化の発展
section 01
東
ひがし
廻
まわ
り航路
西
にし
廻
まわ
り航路
北
きた
前
まえ
船
ぶね
酒田湊
加茂湊
敏
2625
第3章交易と文化の発展
section 02
section 03
2827
第3章交易と文化の発展
黒川能
酒井忠
ただ
真
ざね
section 04
section 05
松
まつ
尾
お
芭
ば
蕉
しょう
29 30
第3章
第3章
交易と文化の発展
section 06
大黒様の御歳夜
31 32
第4章
第4章
藩財政の窮
きゅう
乏
ぼうと立て直し
section 01
33 34
第4章
第4章
藩財政の窮
きゅう
乏
ぼうと立て直し
section 02
35 36
第4章
第4章
藩財政の窮
きゅう
乏
ぼうと立て直し
section 03
37 38
第4章
第4章
藩財政の窮
きゅう
乏
ぼうと立て直し
section 04
4039
第5章激動の時代へ
section 01 section 02
41 42
第5章
第5章
激動の時代へ
section 03
43 44
第5章
第5章
激動の時代へ
section 04
45 46
第5章
第5章
激動の時代へ
section 05
（今野 章）
47 48
第5章
第5章
激動の時代へ
section 06
5049
第6章明治時代以降の庄内
section 01
三
み
島
しま
通
みち
庸
つね
朝
ちょう
暘
よう
学
がっ
校
こう
荘内中学校
section 02
51 52
第6章
第6章
明治時代以降の庄内
西郷隆盛
酒井忠
ただ
篤
ずみ
菅
すげ
実
さね
秀
ひで
section 03
忠
ただ
宝
みち
5453
第6章明治時代以降の庄内
松ヶ
岡開墾場
酒井忠
ただ
発
あき
ワッパ騒動
section 04 section 05
55 56
第6章
第6章
明治時代以降の庄内
section 06
西
さい
郷
ごう
隆
たか
盛
もり
酒井忠
ただ
篤
ずみ忠
ただ
宝
みち
南洲
翁遺訓
57 58
おわりに 〜史実から創造へ〜
執筆者（敬称略・50音順）
酒井家庄内入部400年記念事業実行委員会歴史文化部会
制作協力及び資料提供
庄 内 の 歴 史 ハ ンド ブック
