記念事業レポート

「第4回 親子で参加! こども記者プロジェクト」を開催しました

11月12日(土)に開催した、酒井家庄内入部400年記念事業「第4回 親子で参加! こども記者プロジェクト」の模様を、こども記者の皆さんと一緒に参加した「高校生記者」からまとめてもらいました。


秋も深まる中、青空が広がり紅葉の映える11月12日、第4回親子で参加!こども記者プロジェクトが行われました。
今回は「酒井家ゆかりの地 丸岡と黒川」がテーマとなっており、庄内に住む小学生4~6年生とその保護者9組が参加しました。最初の取材先は黒川にある王祇会館です。はじめは、参加者のみなさんも黒川能のイメージをつかめておらず堅い雰囲気がありましたが、黒川能についての映像をみた後、講師の上野由部さんから詳しく説明していただき、実際に能面をつける体験に入ると、この貴重な機会を逃さないようにと積極的に能面をつけて写真撮影をしており、とても楽しい雰囲気になりました。なかには、上野さんに直接質問をするこども記者も見られ、高校生の自分から見ても凄いなと感心しました。
黒川能とは、西暦1500年以前から黒川地区に伝わってきた伝統的な能であり、戦国時代に入って存続の危機を迎えたものの、酒井家から多くの支援をしてもらい発展していきました。1690年から江戸時代の終わりまで、酒井家の殿様の前で披露する「上覧能」が10回以上も行われたそうです。そんな黒川能は、現在も次世代に受け継がれており、地元の櫛引東小学校の児童が稽古を積んで披露をすることもあるそうです。

黒川(王祇会館、春日神社)取材の様子

次に、丸岡城跡史跡公園・天澤寺を訪れました。丸岡城は戦国時代、内陸からの敵の侵入を防ぐための重要な場所でした。一国一城令により廃城になっていましたが、江戸時代、庄内藩が、肥後熊本藩を改易された加藤忠廣を預かる事となり、ここに住まわせました。忠廣の父は、かの有名な武将、加藤清正です。忠廣が配流となった時、清正の遺骨を熊本から持ってきて丸岡の地に埋葬されたと伝えられていましたが、昭和の発掘調査で実際に発見された時は大きな騒ぎとなりました。丸岡は、このような歴史的背景があるだけでなく、辺りを囲む山々が美しい場所ですので、一度訪れてみることをおすすめします。

丸岡城跡史跡公園内取材の様子

難しいテーマを自分の視点で記事にまとめる参加者

午前中、いろいろな場所を訪れて、聞いて、質問をしたこども記者たちは、午後から記事の執筆をはじめました。親御さんと一緒に作り上げていく姿は本物の記者同然です。意欲的な子どもたちが多い庄内の未来は安泰だなと心から実感した一日でした。(伊藤颯汰)

今回レポートをまとめてくれた高校生記者です。
伊藤颯汰さん

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